U.S.A VINTAGE "MAGNALITE" Oval Roaster 4265
Made In U.S.Aのグッドデザインなお鍋が入荷しました。
アメリカを代表する調理器具メーカーであった Wagner Manufacturing Company(WAGNER WARE) が1930年代に開発した「MAGNALITE(マグナライト)」シリーズ。大ヒット製品となり、その後の幾度かの会社の売却を経ても数十年間製造が続けられた名作です。
マグナライトとはアルミとマグネシウム等の合金で、銀のような輝きと独特な質感をもった素材。当時ワグナー社はインダストリアルデザイナーの John Gordon Rideout(ジョン・ゴードン・ライドアウト) を雇い、製品デザインを全面的に見直し、MAGNALITEシリーズを完成させました。
John Gordon Rideoutはアメリカのミッドセンチュリー期に活躍したデザイナー・建築家。フランク・ロイド・ライトとも親交があり、特に有名な製品にはマグナライトのケトルや、子供向けのスクーター、ラジオなど。いくつもの美術館に製品が収蔵されています。
魅力的なデザインだけでなく、機能的にも大変優れていたからこそロングセラーとなったのでしょうね。
John Gordon Rideoutはアメリカのミッドセンチュリー期に活躍したデザイナー・建築家。フランク・ロイド・ライトとも親交があり、特に有名な製品にはマグナライトのケトルや、子供向けのスクーター、ラジオなど。いくつもの美術館に製品が収蔵されています。
魅力的なデザインだけでなく、機能的にも大変優れていたからこそロングセラーとなったのでしょうね。
多少の表面的な腐食やコキズ、内部に少し汚れが見られますが、底部には使用感がほぼありませんので長期保管による変化と思います。全体的に良好なコンディションです。
底部の刻印は General Housewares Corporation (GHC) のもの。ワグナーの幾度かの売却や買収を経て、1969年から1996年まで、ワグナーの鋳造所でワグナーの製法通りに製品を作り続けた最後のメーカーです。1996年にワグナー部門は閉鎖され、鋳造所を含む資産は売却、鋳造所も1999年に閉鎖され、再開される事無く後に解体されています。
現在もMAGNALITEにそっくりな製品を販売している会社がいくつかありますが、それらは模倣品に近く、ワグナーと関係はありません。
現在もMAGNALITEにそっくりな製品を販売している会社がいくつかありますが、それらは模倣品に近く、ワグナーと関係はありません。
元箱(ボロです)と、七面鳥の丸焼き等を作る際に内部に置くラック、しおりが付いています。
トレーラーのエアストリームのような、当時のミッドセンチュリーデザインが非常に魅力的なプロダクトと思います。
幅387mm 高さ190mm 奥行き160mm ¥15,000(税込み)
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