1960年代 アイヌ民藝 アットゥシ織 青盤舎
古いアイヌ民藝、アットゥシ織のポーチ/クラッチバッグの紹介です。
アットゥシとはアイヌ文化の樹皮の糸で織った反物のこと。オヒョウダモやシナの木の内皮を大変な手間をかけ糸状にし反物を織り上げます。
アットゥシ織にアイヌ文様の刺繡を施した素敵なクラッチバッグです。留め具のトンボ玉も可愛らしいですね。
箱もとても素敵なデザインです。今はなき青盤舎で販売された物。昭和22年に創業し、幅広い民芸品を扱う老舗でした。残念ながら10年程前に閉店となっています。
譲り受けた方のお話しでは数十年前にお父上が買い求めた物で、未使用のままとってあったそうです。箱の記載から1960年代頃の物と思われます。
譲り受けた方のお話しでは数十年前にお父上が買い求めた物で、未使用のままとってあったそうです。箱の記載から1960年代頃の物と思われます。
外観や内部の状態もよく、綺麗なコンディションです。水に強く、強靭な生地のアットゥシです。
2013年には平取町二風谷で織られる「二風谷アットゥシ」が、北海道の工芸品としては初めて経済産業大臣指定伝統的工芸品に追加されました。
改めて手に取ると、自然と共生してきた手作りの温かみを感じます。トンボ玉の留め具も、近年の物には見られない凝った作りですね。お探しの方は是非。
横300mm 縦145mm soldout ありがとうございました
この記事へのコメント